2017/08/31
チャートで判断するのがテクニカル分析
FXには、チャートという、値動きを表現した図表があります。そのチャートを見て、今後のトレンドや値動きの激しさを確認し、取引の参考にするのがテクニカル分析です。
テクニカル分析は、市場の指標などは関係なく、チャートだけをみて判断します。
FXは、為替が円安に動くか円高に動くかだけを見るものですので、結局、円高か円安かを予想さえできれば利益はでるのです。
いま、上昇基調にあるのか、下降基調にあるのか
チャートを見ていると、いま円が上昇傾向にあるのか、下降傾向にあるのかがわかります。
スキャルピングといって、ごく短期間のトレードを繰り返し、差益を抜いていく方法もありますし、長期でホールドしても利益がでるでしょう。
チャートの傾向を見ることによって、いまどのようなトレンドにあるのかがわかります。
しかし、チャートで上昇トレンド、下降トレンドがわかったからといって、どこまでもそのトレンドが続くわけではありません。どこかで調整が入り、反転します。
そのため、取引額の多さなども指標となります。チャートには、取引額の多さがわかるようになっていますので、トレンドは取引額が大きければ大きいほど、強くなります。
反転しづらくなるため、初心者でも取引額が大きなトレンドは取引しやすいのでおすすめです。
テクニカル分析は、コンピューターでもできる
テクニカル分析の方法をコンピューターに登録し、プログラミングすることによって自動でトレードすることもできます。コンピューターで機械的に取引するため、よけいな心情が入らず、判断が正確に行えます。
しかし人間の判断のほうが柔軟に取引できることもあるので、いちがいにコンピューターに頼ることが良いとはいえません。
ですが、ここまで相場が自分の予想と反対側に動けば、損切りするなどの心理的に抵抗を持ちやすい局面で、クールに取引できるのがコンピューター取引の特徴です。