2017/08/31
FXには、いくつかの分析方法があります
FXは、大きくわけて2つの分析手段があります。それが、テクニカル分析と、ファンダメンタル分析です。
テクニカル分析とは、FXのチャートを見て、チャートの折れ線グラフやローソク足から、次の値動きを判断するものです。そして、ファンダメンタル分析は、GDPや貿易収支などの経済的な指標を判断して、取引を分析していくものです。
為替は、非常に複雑な理由が原因で上下するので、ファンダメンタル分析は重要です。ですが、指標は予測できるものと予測しづらいものがあり、この指標がこうなるだろうから、きっと円高/円安に動くだろうと思っても、実は市場には織り込み済みだった・・・などのことが頻繁に起こります。FXは追求すれば非常に奥が深いものなのです。
相場が何で動くかは、刻々と変わる
為替は、日々刻々と動いています。それは、さまざまな原因が関係あります。
GDPが思ったより好調ではなかった、金利が上昇した、政策が発表された、日銀が市場にお金を供給したなどの原因で、毎日のように何かイベントがあり、為替の値動きがあります。
つまり、ファンダメンタル分析を行おうと思うと、指標がきりなくて、果てしなく深みにはまってしまうのです。
そのため、ファンダメンタル分析をすべてに渡って行う必要はないでしょう。それに、すべてのファンダメンタル分析を行っていくことは初心者には不可能です。
ですが、多くの投資家、そしてマーケットや外国人投資家が見ている、米国の雇用統計などの指標はおさえておいたほうがいいでしょう。
アメリカの指標に注目!
リーマンショックなどでは、全面株安になり、世界中の経済が混乱しました。そのため、ドルの動きは要注目です。米国は世界一の経済大国であり、アメリカの経済が沈下してしまうと、世界的にダメージを食らうことになります。そのため、アメリカの経済指標には注目しておいたほうが良いでしょう。ヨーロッパの動向も世界経済にインパクトを与えますが、アメリカはさらに大きな影響を持っています。