2017/08/31
FXの魅力は、為替レートの値動きによる売買差益だけでなく、定期的に収益になる「スワップポイント」もあるところです。
スワップポイントは金利差調整分とも呼ばれ、2か国間の通貨の金利差によって発生する利益のことです。低金利の通貨を売って、高金利の通貨を買うことでスワップポイントが発生する仕組みです。
(※逆に、低金利の通貨を買って、高金利の通貨を売る場合は、金利差分のスワップポイントの支払い(損失)が発生します)
例えば、金利5.5%の米国ドルを買って、金利0.25%の日本円を売る場合、5.5%-0.25%=5.25%分のスワップポイントの利益がでます。
スワップポイントはポジションを保有している限り原則毎日発生しますので、スワップポイント狙い専門のトレーダーもいるくらいです。
なお、スワップポイントはFX会社ごとによって異なりますので、スワップポイントが多いFX会社を利用した方が利益は大きくなります。
例えば、スワップポイントの多い「LIGHT FX」のLIGHTペア(※)の場合、2024年9月10日時点の「米ドル/円」のスワップポイントは、1万通貨あたり210円となっていますが、スワップポイントの少ないG社の場合は、50円と77%も利益が少なくなりますので、スワップポイント狙いのトレードをする方はスワップポイントの多いFX会社を利用しましょう。
(※)「LIGHT FX」のLIGHTペアとは、スワップポイントやスプレッドなどにおいて、業界トップレベルの優位性がある通貨ペアのことで、他社に比べてFXで勝ちやすい環境が整っています。
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スワップポイント狙いにおすすめの高金利通貨
スワップポイントは通貨ペアの金利差により発生するため、現在、世界的に見ても日本の低金利が際立っているため、日本円と金利高い通貨を組み合わせることで、高い利益を狙うことができます。
特にスワップポイント狙いのトレードで人気の通貨は、金利の高い「メキシコペソ」、「南アフリカランド」で、この2つの通貨は高金利通貨とも呼ばれます。
また、この2つの高金利通貨は取引に必要な資金(必要証拠金)が少なくすむ点も魅力として挙げられます。
2024年9月10日時点では、1万通貨あたりに必要な資金は「メキシコペソ/円」が約2,950円、「南アフリカランド/円」は約3,200円となっています。
「米ドル/円」だと約56,000円ですので、20分の1ほどの資金で取引ができます。
もし1年間高金利通貨を持っていたら?
仮に、10万通貨の「メキシコペソ/円」を1年間保有したとします。
(※2024年9月10日時点のスワップポイントや必要証拠金が1年間継続したと仮定します)
まず、「メキシコペソ/円」の10万通貨に必要な資金は29,500円で、「メキシコペソ/円」の10万通貨で1日あたり受け取れるスワップポイントは221円です。
1年間保有したとすると、
221円×365日=80,665円
のスワップポイントが受け取れる計算になります。
「メキシコペソ/円」の必要な資金29,500円に対して、80,665円のスワップポイントの受け取りですので、
80,665円÷29,500円=2.73倍
と、1年間でなんと“273%”の運用益がスワップポイントで出ることになります。
もちろんスワップポイントの収益以外にも為替レートの値動きによる損益を気にする必要はありますが、以上のように高金利通貨でスワップポイントを受け取る魅力もFXにはあります。
スワップポイントの高いおすすめのFX会社
前述の通りですが、スワップポイントはFX会社ごとによって異なります。スワップポイントが多いFX会社を利用した方が断然お得になりますので、FX口座を選ぶ上で、スワップポイントの高さは重要な要素です。
以下に国内の大手FX会社のスワップポイント比較表を掲載しておきますので、FX口座開設の参考にしていただければと思います。
▼2024年9月10日時点・10万通貨あたりのスワップポイント
FX会社 | メキシコペソ/円 | 南アフリカランド/円 |
---|---|---|
LIGHT FX | 221円 | 181円 |
外為どっとコム | 210円 | 170円 |
IG証券 | 200円 | 160円 |
セントラル短資FX | 200円 | 40円 |
外為オンライン | 50円 | 50円 |
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