2017/08/31
FXで利益を20万円以上出したら、確定申告が必要!
FXで勝って利益が出た!という場合、税金を納めなくてはいけません。
もしも仮に、負けていて、他に確定申告を必要とする収入がなければ、確定申告は不要です。
ですが、勝っている場合、サラリーマンとして給与所得者で20万円以上の雑所得がある場合は、確定申告しましょう。この場合、約定して確定した収益が確定申告の対象となります。たとえば、含み益などは確定申告の対象にはなりませんので、注意が必要です。
株で負けている場合
株で負けている場合は、その損益とFXの利益を通算できるのでしょうか?できるとありがたいのですが、実はできません。他社のFXとの利益は通算できます。ですが、株式との通算はできませんので、注意して下さい。株式の損失は、株式で補填して下さい。
確定申告の対象となる期間
確定申告の対象となる期間は、1月1日から12月31日までです。その期間に約定し、確定して利益がでたものが対象となります。これを、3月中旬までに、税務署に提出する必要があります。仮に、数年前の取引で利益が出続け、当年中に利益を確定させた場合も、その利益が確定申告の対象となります。反対に、取引を行っても、まだ含み益・含み損の場合は、確定申告は必要ありません。あくまで、確定した収益に対する、利益への税金が、確定申告です。
専業主婦がFXで勝った場合
専業主婦がFXで勝った場合、給与所得者ではありませんので、35万円の利益を超えなければ、確定申告する必要はありません。必要経費を差し引いて、35万円等の場合です。
所得税の基礎控除が38万円、住民税の基礎控除が35万円なので、36万円の利益があった場合、確定申告は不要なのですが、住民税の申告はする必要があります。
確定申告を覚えて、正確に納税しよう
FXでも、確定申告は必要です。たとえば、利益がでなかった場合や利益がない場合は別ですが、FXで勝っている場合は、金額によっては確定申告が必要です。しっかり納税しましょう。