2017/08/31
FXは面白いです!
FXは、非常に面白い投資です。中毒になる人も多く、自宅にいながらにして、自分のジャッジ一つでお金が儲かるため、夢中になってしまう人が多いのです。
FXは、円高か円安かを予測する、非常に単純な取引です。株のように、さまざまな指標が複雑に絡み合ったりしないので、単純明快です。しかし、だからといって、アップダウンだけの二択のギャンブル、というわけではないのです。円高になるには理由がありますし、円安になるのにも理由があります。
その理由などをしっかり学んで、社会がどういった出来事があれば、為替はどのように反応するかなどを予測していく経済ゲームとなります。そのため、夢中になる人が多いのです。非常に知的な行為で、些細な条件によって為替は一気に数銭動くことがあるので、どんなタイミングで参入しても、必ず値動きがあります。
株式投資とは違って、「今日は値動きが少ないな」「約定しないな」ということがありませんので、どのタイミングで入っても、必ずトレードが成立します。非常にやりがいがあり、楽しいトレードとなっています。
「有事の円買い」などのトレンドが読める
FXは、為替の取引です。そこで、どのような条件が整うと円高になり、何が起きると円安になるのかはある程度、織り込むことができます。たとえば、「有事の円買い」という言葉。これは、基本的に世界の投資マネーは、何か国際情勢で問題が起きれば、安全な円を買うことになり、円高に突入するということです。
たとえば、2016年6月の、BREXIT(ブレグジット)と呼ばれる、イギリスのEU離脱の国民投票。残留派が勝利すると見られていたのですが、実際は離脱派が勝利しました。市場は非常に驚いて、欧州経済の低迷が予想されました。そのため、欧州の株式を中心に売られて、日本の円に買いが入ったのです。円高が大きく進み、106円から98円の幅で一気に動きました。
もしも、あなたが仮に、BREXITを予想できたなら、大きく儲けることができたでしょう。BREXITはヨーロッパにおけるイギリスの国民投票でしたが、ドル円にも大きく影響を及ぼしました。
反対に、2017年5月の、EUに積極的な、フランスのマクロン大統領の当選では、ユーロ期待からユーロが高まり、円は売られ、円安進行となりました。これも、仮にマクロン氏の当選を予測できたのであれば、円安になることを見越してトレードしておけば、その分儲けがでたのです。
このように、国際情勢を勉強していなければわからないことはあるのですが、日々世界中でイベントが行われているため、円安/円高をその度に予想していけば、大きな儲けが出せる可能性があります。
ギャンブルではない!国際情勢の予想が楽しい
こうして見てみると、円高か円安かにブックするギャンブルのように感じるかもしれません。ですが、そのようなことはなく、あまりに既定路線の出来事ですと、織り込み済みで為替が反応しない、ということもありえます。
BREXITは非常に驚きをもって迎え入れられましたし、フランスの大統領選挙も、極右政党である国民戦線のルペン氏が活躍していたため、何が起こるかはふたをあけてみないとわかりませんでした。ですが、BREXITで円高、マクロン大統領誕生で円安、というのは非常にわかりやすいのではないでしょうか。
このように、為替は非常に単純な仕組みで国際情勢に反応するため、FXをトレードする側も、非常にエキサイティングな体験ができるのです。FXは、為替のアップダウンを楽しむだけでなく、社会や国際政治などにも関心が持てるようになりますので、日々の生活が楽しくなります。FXでは単にお金儲けができるだけでなく、世界の一員として生きていることが実感できるようになるのです。